患者を診ている医者

高血圧が厄介で、そして恐ろしいのは、それが万病のもとにもなり得る様態だからです。
このことは、医学的にも明確にされていることです。
しかも高血圧によって引き起こされる病気のほとんどが、体に対してとても重篤な症状を引き起こす病気であると言うのも、とても恐ろしい点です。

たとえば高血圧は生活習慣病のひとつですが、同じく生活習慣病である糖尿病は、高血圧が原因で発症することもあるとされています。
その原因は明らかではないのですが、高血圧の人はそうでない人に比べて2~3倍も糖尿病にかかっていると言うことは明らかになっていることです。
そして糖尿病は、糖尿病性の腎症や網膜症、全身の神経障害などを引き起こし、そこから様々な機能障害や症状を引き起こすこともある病気です。
また糖尿病性腎症に限らず、腎症自体も高血圧によって引き起こされることが多い病気のひとつです。
これは血中の水分が多くなり、体内の塩分と水分のバランスが崩れることで腎臓に大きな負担がかかることが原因だと言われています。
腎臓の機能が低下すると、むくみや疲れが発生しやすくなります。
そしてそれが進行すると、体内の余分な水分を排出することができなくなってしまい、人工透析が必要になってしまうこともあります。

更に血管に対する圧力が大きくなると、動脈硬化も発生しやすくなります。
動脈硬化は血管の柔軟性が失われ、またその内部にコレステロールが溜まってしまっている状態を指します。
そのため、少しの衝撃でも血管が詰まったり、破れやすくなったりします。
結果、心臓の血管が詰まることで心筋梗塞などの心疾患が、あるいは脳の血管が破れることで脳卒中などの脳血管疾患が発症しやすくなります。
このような万病を防ぐためにも、高血圧予防に努めることが重要です。

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